ビタミンB12は、水に溶ける水溶性ビタミン。ビタミンB12は、悪性の貧血に有効なビタミンとして知られています。
ビタミンB12は、神経細胞の中にある「核酸」の合成を、助ける働きがあります。この核酸とは、DNA=遺伝子の主な成分になっている物質で、細胞を再生するときに重要な働きをしています。不足すると貧血を招き体がだるくなり、めまい、動悸、息切れ、手足のしびれなどを感じます。また、脳を正常に働かせるために欠かせないのですが、加齢とともに不足しやすく、うつ状態を招いたり、アルツハイマー病とも関係します。
成人男性:2.4μg
成人女性:2.4μg
牛レバー(50g)26.4μg、鶏レバー(50g)22.2μg、さんま(1匹150g)26.5μg)、あさり(6個50g)26.0μg、かき(小3個100g)28.0μg)、しじみ(中10個30g)18.7μg、はまぐり(中2個60g)17.0μg)、赤貝(1/5個20g)11.8μg、さば(1切れ80g)8.5μg、いくら(大さじ1杯18g)8.5μg
ビタミンB12は細胞を再生するときに重要な働きをしています。不足すると、細胞分裂がスムーズに行われなくなります。また、葉酸と協力して骨髄で赤血球のヘモグロビン合成を促し貧血を予防します。