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• 栄養素概要

ビタミンC概略

ビタミンCは水溶性のビタミンで、水に溶けやすく、熱や空気、アルカリや酸に弱い性質があります。

私たちの体を構成する重要なタンパク質であるコラーゲンの合成をはじめ、免疫力の強化、抗酸化作用、抗ガン作用、解毒作用、血液中のコレステロールの低下、しみの元となるメラニン色素合成の抑制などいろいろと重要な役割を持っています。過度なストレスや喫煙の場合はビタミンＣが消耗しやすくなりますので多めに摂る必要があります。ビタミンＣは体外に排出されるまでの時間がとても短いため、一度に沢山摂るのではなく食事ごとにこまめに摂る必要があります。

摂取目標量

成人男性：100ｍｇ

成人女性：100ｍｇ

ビタミンCを含む食品例

アセロラ10％飲料(190g)230mg、柿(1個200g)140mg、赤ピーマン(1/2個75g)130mg、黄ピーマン(1/2個75g)110mg、ネーブルオレンジ(200g)120mg、グレープフルーツ(300g)110mg、はっさく(1個250g)100mg、菜の花(50g)60mg、キウイ(1個100g)70mg、レモン(1/2個50g)50mg、いちご(5個80g)50mg、西洋かぼちゃ(100g)43mg、あしたば(80g)33mg、みかん(1個100g)32mg、だいこん(50g)27mg、葉だいこん(50g)25mg、きゃべつ(1枚50g)20mg、きゅうり(1本100g)15mg、パセリ(10g)12mg、春菊(50g)10mg

※ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱い性質があります。できるだけ生で食べるか、加熱が必要な場合は短時間で調理するか、煮物なら煮汁ごと食べられる料理にしましょう。

美への影響

ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きがあり、肌のハリやきめを整えます。このコラーゲンが組織の結合を強めることで、皮膚や血管、骨を丈夫にし、老化を防ぎます。

また、メラニン色素の生成を防ぐ効果もあり、しみ・そばかす、日焼けを予防するなど美肌ビタミンの代表的存在です。

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