ナイアシンの最も重要な働きは、食品中に含まれる糖質の代謝です。炭水化物、脂質、タンパク質といった三大栄養素がエネルギーにつくりかえられるときに欠かせない栄養素です。
血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、血管拡張作用を持つナイアシンは、脳や心臓などの血行を促進しますので、血流や脳の働きの改善に役立ちます。
成人男性:15mg
成人女性:12mg
たらこ(1/2腹40g)20mg、かつお(春1切れ100g)19mg、めばちマグロ(1切れ100g)13.5mg、ぶり(1切れ90g)8.5mg、真さば(1切れ80g)8.3mg、鶏むね(皮なし70g)8mg、豚レバー(50g)7mg、牛レバー(50g)6.8mg、豚ロース(脂身あり80g)5.8mg、ひらたけ(50g)5.5mg、まいたけ(50g)4.5mg、ほんしめじ(50g)4.5mg
ナイアシンは別名で「ビタミンB3」と呼ばれ、血行を良くし肌を健康に保つことから「肌のビタミン」と呼ばれることもあります。
不足すると口内炎や皮膚炎などを起こしやすくなります。