パントテン酸はコエンザイムAという補酵素の成分で糖質や脂質の代謝を中心に、エネルギーを作り出すときに働くさまざまな酵素の作用をサポートします。
パントテン酸は副腎皮質ホルモンの産出を促す働きがあります。副腎皮質ホルモンはストレスに対抗するために血糖値を上げてエネルギーを向上させる作用があります。このことからパントテン酸は抗ストレスビタミンとも呼ばれています。また、善玉コレステロールHDLを増やす作用もあり、動脈硬化の予防につながります。他にも神経伝達物質を作るのに必要だったり、有害物質の解毒作用と生命活動の維持に重要な役割を担う必須のビタミンです。
成人男性:5mg
成人女性:5mg
鶏レバー(50g)5mg、豚レバー(50g)3.6mg、牛レバー(50g)3.2mg、鶏もも(皮なし100g)2.1mg、子持ちかれい(1切れ100g)2.4mg、鶏もも(皮なし100g)2.1mg、たらこ(1/2腹10g)1.5mg、銀ざけ(1切れ100g)1.4mg、うなぎ蒲焼(1串100g)1.3mg