効率の良いエネルギー源となったり、細胞膜の成分となり、油容性ビタミンの吸収をよくしたり、体温を保持したりする役割があります。脂質の取りすぎは肥満の原因になります。また、脂肪酸をバランスよくとる事も大切です。飽和脂肪酸の取りすぎは心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。望ましい比率は飽和脂肪酸3に対し一価不飽和脂肪酸4、多価不飽和酸3です。さらに多価不飽和脂肪酸でも、リノール酸のようなn-6系脂肪酸4に対してDHAやIPAなど魚由来のn-3系脂肪酸1の割合でとると良いとされています。また、不飽和脂肪酸は酸化されやすいので抗酸化作用のあるビタミンEやβカロテン、ビタミンCなどと一緒にとる事も大切です。
成人男性:総エネルギーの22%
成人女性:総エネルギーの22%
バラ肉、牛リブロース、うなぎ、さんま、アボカド、カレールウなど
皮膚のかさつき