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• 栄養素概要

亜鉛概略

亜鉛は味覚を正常に保つのに働き、また皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素で、体の中に約2ｇあり、主として骨、肝臓、腎臓、筋肉に存在します。

皮膚の新陳代謝を行ったり、タンパク質、コラーゲン、活性酸素の消去に関わる酵素の生成に必要なミネラルです。またアルコールの分解にも必要な酵素の成分にもなります。不足すると免疫機能が低下し、風邪をひきやすくなったり、肌がかさついたり、皮膚炎を起こしたりします。加工食品に含まれる食品添加物の中には亜鉛の吸収を阻害するものもありますので多く摂る人や、アルコールをよく飲む人、極端なダイエットを行っている人は不足に注意してください。

摂取目標量

成人男性：9ｍｇ

成人女性：7ｍｇ

亜鉛を含む食品例

カキ100g(13mg)、大1粒(2.6mg)
* レバー100g(7mg)、100g(7mg)
* 牛肉100g(3mg)、100g(3mg)
* チーズ100g(3mg)、スライス1枚(0.75mg)
* 納豆100g(2mg)、1パック50ｇ(1mg)
* エビ100g(1.4mg)、中1尾(0.28mg)
* 卵100g(1.3mg)、1個50g(0.7mg)
* 牛乳100g(0.4mg)、200cc(0.76mg)

美への影響

亜鉛が減ると、細胞の分裂や再生が上手く行なわれなくなり、肌が荒れてくる。シミやそばかすも目立ってくる。

<>亜鉛不足で、髪の毛の成長が遅くなったり、切れ毛や抜け毛を起こすことがある。

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