植物繊維はその重要さから「第6の栄養素」と言われています。糖質の吸収を緩やかにして血糖値の上昇を抑えたり、不要な物質や有害な物質を吸着して体外に排出したり、腸の蠕動運動を促進してスムーズな排便を促す、腸内の善玉菌を増やして町内環境を良くするといった、さまざまな働きを担っています。植物繊維の摂取不足は生活習慣病の増加につながる深刻な問題で、積極的な摂取が推奨されています。
成人男性:20g
成人女性:17g
あずき30g、きくらげ5g、モロヘイヤ50g、ごぼう70g、エリンギ50g、納豆50g、里芋100g、オクラ50g、切り干し大根10g、おから30g、あしたば100g、おから30g、キウイフルーツ100gなど
腸をきれいにしてあげると、体調の改善や色々な病気の予防以外に『年齢よりも肌が荒れている、いつもニキビ・吹き出物がある』といった肌の悩みも軽減してくれます。便秘気味で体調がすぐれないときに鏡を見ると肌荒れがいつも以上にひどいと感じたことがあると思います。このように肌と腸は非常に関係が深く、飲みすぎや食べ過ぎ、ストレス、睡眠不足などにより、腸内の悪玉菌が増殖して普段よりも多くの有害物質を生成し、それが腸粘膜から体内に吸収されて、肌の状態に悪影響を与えているのではないかと考えられています。